【斎藤一人さん】魅力の原点は「合いの手」が上手いこと

斎藤一人さん
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家柄、学歴の時代が終わり、魅力の時代がきている

今から非常にためになると思う話をします。ホントにね、100回聞けば分かるし、100回聞けばこれも出来るようになります。100回シリーズです。

どんな話ですかっていうと、人間ていうのは…色んな時代がありますよね。江戸時代というのは「家柄」の時代で、今は、ちょっと前まで「学歴」の時代だったのね。それで、これからは「魅力」の時代が来るんだ、っていうことです。

その「魅力」って何ですか?って言ったとき、この魅力を簡単につけられる方法があるんですよ、っていうことなの。本当にこの話を100回聞いてくれれば誰でも魅力的になるし、たいがいのことは上手く行きます。異性からあまり好かれない人とか、彼氏がなかなかできない人、彼氏ができても、すぐいなくなっちゃう人、お客さんができても、すぐ離れていってしまう人、こういう人には全部特徴があるんです。で、それを簡単に克服できる方法があります。本当にこれは、一流大学3回出たぐらいの効果のあるものです。

話を聞くだけではなく、うなずき、合いの手をいれると魅力がうまれる

前置きが長いということは、やることは簡単だってことですからね。昔よく『話し上手より聞き上手』っていうことを言ってたんだけど、実は、聞き上手だけじゃ駄目なんです。ここに一つのコツがあるんだけど、聞き上手だから「あなた、よく話聞きなさい、よく話聞きなさい」っていうと、よく話しを聞いちゃうんです。ところが、それじゃダメなんです。魅力がないんです。

聞き上手っていうのは、例えば、面と向かって前にいる人だったら、人が前にいるんだから、一所懸命聞いてて、うなずくことを忘れちゃうと、「こいつ聞いてないな」って絶対人は思うんです。それよりも、目と目が合ってるときは、「うんうん」ってうなずけばいいけれど、車やなんかに乗ってるとか、横にいるとか、例えば、後ろにいる人に一所懸命話してて、その人が幾らうなずいてても、絶対に分からないんです。ってことは、何ですかって言ったとき、相手がしゃべってるときに、自分が相槌をうつ。要するに、合いの手を入れるんです。

だから、笑顔でもなんでもいいから、そりゃ真剣な話してるときはこっちも真剣になって、「うんうん、そうなんだ、それから~」とか、「うんうん」って。この合いの手が下手なんです。これを言わないか、タイミングが悪いんです。それで、これを訓練するんです。

「うんうん、そうですか、うんうん」とか、誰もいないとき何回も声出してやる癖をつけるんです。それで、このタイミングが上手ければ相手に対して話してて、「うーんそうなんだ、あぁそうそう」とかって合いの手、歌でもなんでも、合いの手っていうのがあるんです。民謡でもなんでも。

その合いの手が見事に入ってると、歌う人は凄い歌いやすいんです。ところが、合いの手が遅いとか、早すぎると、だめなんです。だから、この合いの手のタイミングを上手くとる訓練をする。れで、話しをよく聞くことの100倍ぐらい大切なんです。なぜかというと、合いの手が上手く「うんうん」って入ってる人に「聞いてないのか、お前」とかって言う人いないんですよ。それから、真剣に聞くと顔は真顔になっちゃうんですよ。すると、怒ってるか不貞腐れているかに見えるんです。怒ってるか不貞腐れて黙ってぶすっとしてて、「よく聞いてます」とかって言っても、後で通らないんです。

それが、よく聞いてる人っていえば、よく聞いてる人に入るか分かんないけど、間違いなく魅力のない人なんです。魅力のある人とは相手の話に対して、うなずく首の振り方と、声の出し方なの。一点これにかかってるんです。

人に恵まれる人は合いの手が上手い

で、これを訓練していかないと、とても魅力のある人とは思われないんです。で、注意事項が一個あるんです。それが、大切な話しをしてくれてて、「何だろう?」って。例えば、誰かが用事頼んででる。その時に、よく分からないと、「えっ?」って思って相槌が遅れるんです。それよりも、合いの手を、「あっ、分かりました」。用事を頼んでるということが分かったの。それを合いの手が遅れるとすると、「この人は私に用事を頼まれたことを不満に思ってるんだ」って、相手は絶対に思うんですよ。人間の頭の構造はそうなってますからね。

だから、相手が何を言ってるかよく分かんなくて、「あっ、分かりました。その用事ってこういうことですよね?これやってくれってことですよね?」って言ったとき、「あぁ、それは違うよ」とか「あ、そうなんだ」「あぁ、よく分かった」。要は、分からないことは聞けばいいんです。それよりも、合いの手が遅れることのほうが絶対いけないんです。

で、この相槌を打たない家庭で育っちゃう子がいるんです。だから、よくは聞いてて、優等生タイプで、中々結婚ができない、彼氏ができても別れちゃう。そういう人って、ドライブ行っても(話しを)よく聞いてるんです。だけど、相手は黙ってうなずきもしないで聞いていると、「つまんない女だなぁ、この女」って、絶対思います。

聞くことよりも、合いの手のほうが大切ですよ、っていうのは、合いの手を見事にパッパッって入れれる人は、実は聞いてるんです。だって、聞いてなくて合いの手がポーンポーンって入るわけがないんですよ。だから、合いの手をどこに入れようかってタイミングをとって、「はい」とか「はぁ」とか「うーん、なるほど」って。これを出来るようになると、素晴らしく魅力的になるんです。

それで、これが出来たときに、話しは勝手に上手くなってるんです。で、この合いの手ね。首をうなずく。合いの手をいれる。この訓練をしてない人が、話しの練習をしてもだめなんです。上手くならないんです。で、魅力的にもならないんです。だから、色んな才能があるんだけど、「どうも自分はね、運に恵まれなくて」って。運て、世間の人に恵まれないってことなんだよね。そういう人、じーっと見ててください。相槌がヘタなんです。それから、合いの手の「うーん」とは「はい」とか入れられないです。

私も、「斎藤一人さんだ」ってことが分かると、ほとんどの人がしゃべんないで、ずーっと聞こうとするんです。だから、しゃべるんです、今も。だけど、あたし知らないとこ行って人と話させると、もの凄くうまいの。だから漁師さんやなんかでも「何とれるんですかー」とか「ああそうなんだー」「じゃ冬場なにしてんのー」とか、「ああそうなんだそうなんだ」「ウニってどうやったら崩れないんですか?」って、もう合いの手、合いの手で、普段しゃべらない無口な漁師さんが、俺とだと3時間ぐらいしゃべるの。それで、「家まで遊びに来て」とか、ウニご馳走なったりするの。別にご馳走なりたくってやってんじゃないんだよ。だから相手にとって魅力のある人ってのは、合いの手が上手い人なの。この訓練をしないで魅力的になることは出来ないの。

相手への最高の褒め言葉はうなずいてあげること

それから、人のこと感心させるより、感心するほうが楽なんだよ。人に「なるほどな~」って唸らせるようなこと言おうと思えば大変なんだよ。そんな苦労して相手に「どうだ!」ってやるよりも、「そうなんだ!」っていう人が魅力のある人なんだよ。「なるほど~」「うん、そうか!」って。

だから、たいがいの台詞のなかで一番練習しなきゃいけないのは「そうか」とか「うん」とか、「そうなんだよね」とか、「分かったー」とか、この単語の合いの手がポンポンポンポンって出れば、すごい魅力的な人なの。だから、魅力的な社会、魅力を求めてるんですよって言ったとき、魅力的な人間ってなんですか?「うん」「なるほど」「そうか」とか「うん」「分かった、分かった」」とか。その「うん!」、これなの。これが最高に相手を褒めてあげるっていうか、最高の褒め言葉って、うなづいてあげることなの。

相手が何を言おうとしてるかよく分かんないから、分かる前に、相手がポンって面打ってきたとき、「何で面なんだろう?」じゃないの、パンってよけるの。それが「うん」とか「あぁ、そうなんだ」って言ってから、「よく分かった」、それで「今の言ったことって、こういうことですよね?」って聞く。まずよけるの。「なぜ面なんだろう?」とか言ってると、もう面があたっちゃって一本とられちゃうの。「なぜ小手なんだろう?」とか、そうじゃない。

バッと(相手が投げかけて)きたら、ポンとか、「はい」とか、「うん」とか、「うん、なるほど~」ってポンポンポンって(合いの手を返して)、その後からポンと質問する。で、質問されたら(相手も)嫌なんじゃないの。「あ、こいつ真剣に聞いてるから、自分に質問してくれるんだな。良いやつだな」と思うの。うなずきもしないで、後になって来て「すいません、あれ何でしたっけ」って。「お前聞いてないのか!」って、聞いてないんじゃないの。聞いてないと思われてるんだよ。

ね?だから、合いの手って、すごく必要なんだよ。だから、この、「はい」とか、「うん」とか、たったこれの使い方ができるだけで、サラリーマンなら上司に可愛がられ、商人ならお客さんに可愛がられ友達が出来、ステキな彼氏が出来ステキな彼女が出来、「あぁ、素晴らしい人ですね」って言われるの。

100回練習すれば、仕事も人間関係も変わる

だから、この合いの手こそが魅力の原点なの。合いの手もロクにできないのに、相手にうんと言わせてやろうとかって、一所懸命勉強してるけど、嫌われるだけだよ。それって、魅力じゃないよって。魅力とは、ね、笑顔で、ここが笑顔が必要な時だったら、笑顔で「うん!うん!」。だから両方、ボディアクションが入って、言葉が入る。これが出来ないとだめなの。

出来ない理由はほとんどの人が、「よく聞いてたから」。それがよく聞いてなく見えるんだよ。そのことだけ分かってくれれば、あぁ、そうなんだ。この話100回聞けば、絶対分かる。

100回聞きながら、この話を聞きながらうなずく練習して、「うん、そうなんだ、そうなんだ、そうですか、そうですよね」って、言いながら聞いてください。100回やっててください。そしたらできるようになるから。

で、ちょっとオーバーアクション、大きくやってください。そうしたら、実際のときはそれの半分ぐらいかも分かんないけど、できるようになる。教習所でもなんでも、S型があって、いきなりクランクがあって、そこへいったら踏み切りがあって、あんな道路ないですよ。だけどそこで練習してるから、普通の道で入れるんで。ね?

練習の時は、ちょっとオーバーで、声もおっきめに出してそれで、おっきめにうなずいてください。これだけで間違いなく魅力的な人間になって、明日からの仕事も人間関係も全部変わります。で、100回やりましょう。ね、で、その100回があなたを素晴らしくしてくれるから。

で、時々また聞いてください。100回聞いたら終わりじゃなくて、時々聞いて、灯台でもなんでもそうなの。灯台ある場所知ってるからって、たまに灯台見ないとやっぱりぶつかるから。ね、たまに灯台があって、だから、これがあなたの魅力をつくることの灯台になってくれれば、嬉しいです。どうもありがとうございます。

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