【斎藤一人さん】絶対に勝つ人・負ける人の見分け方

斎藤一人さん
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相手の悪いところを見ている人はビジネスでは絶対に勝てない

これはですね、ビジネス、仕事ですね。仕事においての人の見分け方。

「この人はこの人には勝てない」、それから、「この会社はあそこの会社には勝てない」、それから「この国はあそこの国には勝てない」っていうのが1回で見分けられる方法があります。それをお教えします。

まず、ビジネスと、戦とは全然違うものなんです。何故ですか?って言うと、戦っていうのは相手の弱みにつけ込んでそこを攻めていけばいいっていう、弱いところを見つけるというのが殺しっこ(殺し合い)なんです。でも、戦争以外は大概は共存共栄か生かしっこ(生かし合い)なんです。

その時に、例えば相手の会社を見る。で、自分のライバル会社を見て、せっかく見てきて、「あそこはあそことあそことあそこが劣ってますよ」っていう相手の悪いところを話している社長がいたら、その人は絶対相手に勝てません。なぜかって言うと、あそことあそこが悪いっていうことは、自分がそれが得意だからそのことを見てるんですよね?だからあそこはうちのほうが勝ってるって言いたいんですよ。

ところが、勝ってる部分がそれだけあるのに、あなたの会社はそこに勝てないんだよね?って。っていうことはどういうことですかっていうと、あなたより、良いところがあるから伸びてるの。それを、良いところを探してくるんじゃなくて、悪いところを探す人がいるんです。相手の欠点を見つければスッとします。気はおさまります。だけど、実際には勝てません。

だから、あの、こんなことは言いづらいんだけど、日本って、経済的に当分アメリカに勝てません。なんでかっていうと、テレビ見ようが何しようが、日本の評論家の方でもなんでもアメリカの欠点、アメリカは民主主義でここが悪いあそこが悪いって悪いことをずっと言ってるけど、そんだけ悪いとこがあるアメリカに今日本は負けてるんです。てことは、悪い部分を探すより、良いところがあるから勝ってるんです。

その良いところを真似しない限り、アメリカを抜くことはできないんです。だから、スッとしたいために言ってるんだったら、寄り集まって愚痴言ってればいいです。あ、この人はもう本気で勝つ気は無いんだ。負け犬の遠吠えでずっと言ってたいんだ。

相手の良い所を真似た人が勝ちを掴む

「あの人はこうなのよ」「あそこの社長はこういう癖があってこういうとこが良くない、ああいうとこが良くない」って。で、そんだけ良くないところにあんた負けてんだよね?って。てことは、あそこには、それを補うほどの良いことが必ずあるんだって。で、本気でそのいいことを学ぼうとした時、相手の悪いところはどうでもいいの。だって相手の悪いところはこっちは勝ってるんだよ。で、勝ってるところじゃないんだよ。あなたの負けてるところはどこですか?って、真剣になってジーっと相手を見つめなおした時、相手に対する敬意が出てくる。

「素晴らしいなぁ」って、「こんな事やってんだ」ってとこが見えてくる。だから、相手の会社のあそこの会社はこういうとこが良くないんだ。うちの方がここが勝ってんだ。って、それは、ビジネスの世界、仕事の世界においてそういうのを負け犬の遠吠えって言って、それもう負けなんです。

だから、相手のところの「あそこの社長すごいんだよ!こことこことこがすごいんだ!」って、相手のことを褒め出したら降参したんじゃないの。降参っていうのは、相手の悪いところを探しだして、「あそこよりうちはここが勝ってる!あそこが勝ってる!」って言ったのがビジネスの世界においての降参なの。

「あ、この人もう心が降参してる」って。だっていいところ学んで、乗り越えようとしてないんだもん。「こことこことここが良いんだよ!あそこは」「これを俺たちは真似しなきゃいけないんだよ!」って。これならずっと聞いてて、「あ、この人やがて勝てる」
ね?

それから、「相手はあそことあそこでうちはここのがすごいんだ!」って強みを言ってるみたいだけど、そうじゃないの。これ負け犬の遠吠えなの。だから、それを聞いた時、もうこの人は勝てないよ。そういう見方をすると、世の中よく見えてくるの。

戦争は違うよ?戦争はもうやってないからね。ビジネスと戦争は似てますっていうけど、似てるけど大いに違うの。ね。弱点を探してそこを攻めたって、ボクシングとかそういうのならいいかも分かんないよ?でも殴りっこじゃないよ。ビジネスってもっと上の段階。殺しっこじゃないよ。もっと上の段階なんだよ。魂がもっと上の段階なんだよ。

アラ探すより、良いとこ探して、「ここを見習おう!」って言った人間しか伸びないんだよ。だからビジネスとは、殺しっこより魂の次元の高いものだよって。それにふさわしい人間かどうかを、ずっと見極めた時、ここの会社はもう勝てない。この国はもう悪いけど当分はあそこに勝てないよ。

人の国のアラへつらったってしょうが無い。そこの国で直すことなの。それで、あれだけアラがあっても我々より上だってことは、「よほど良いものがあるんだ。我々は学ばなきゃいけないんだ」って。

その良い物はなんだろう?って言った時、もう悪いことなんか目が行かないの。人間の頭ってね、2つのこといっぺんに考えられないの。アラ探してる時は必ず良いところ見てないよ。で、良いところ一生懸命見てる時はアラなんか目が行かないの。行かないって言うより、2つのことは考えられないの。ね?

だから自分が負け犬の遠吠えを言ってるかどうか。会社でもそう。ライバルやなんか居た時に、「アイツはこことここがダメなんです」ってその人の悪口言い出したら、あ、この人はもう降参したんだと思ってください。

それより、相手のいいところ。「アイツはこういう良いところがあって俺も見習わなきゃいけないんだ」って言ったら、もうその人はやがてコイツの勝ちだって。悪口言ったほうが負け。そういう風に思っててジーっと見てると、世の中いろんな事見えてきて、誤ることがない。見間違うことがないよ。って言うことです。

これも100回聞いてください。よろしくお願いしまーす。1ヶ月以内ですよー。はい。

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