【斎藤一人さん】人は天に可愛がられている

斎藤一人さん
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自分に執着し過ぎると間違いが起こる

はい、おはようございます。えー、今から話すはなしは、『人は天に可愛がられている』という話しをします。これが分かると、「あーそうか、いとも簡単にこんなに幸せになっちゃうのか」っていうことですね。そういう話をします。えーまずはちょっと関係のない話なんですけど、やがてつながってきますからね、聞いてて下さい。

世の中には執着しなきゃいけないものと、してはいけないものがあるんだよって。あのー、テレビやなんか見てて、殺人とかあるんですけど、意外と多いのは別れ話。で、お互いがこう、最後には言い合って「俺が正しい」とか「おまえが正しい」とかってなっちゃうんですけど、あまり相手に執着しちゃだめなんです。

どういうことですかっていうと、どっちが正しいあっちが正しいって言ったって、仲悪くなってきたら別れりゃいいだけのことで、あまり執着しちゃいけないんだよねっていうことを言ってるんですけど。どっちが正しいとかって言い出して、執着しちゃいけないんだけど、執着しなきゃいけないことって男女間でなにがあるんですかって言ったとき、「相手が幸せになればいいんだ、人を幸せにしたい」っていうことに執着すればいいんだよね。

だからその人が一生懸命幸せになることに頑張って、いくじゃない?そうすると、それでも別れたいんだったら別れりゃ幸せになるんだよね、相手が。だから相手が幸せになることに執着しなきゃいけないんだよ?っていうことを言いたいのね。

あのー、仕事に一生懸命執着することは必要なの。一生懸命仕事に執着するのはいいんだけど、執着しちゃいけないものってなんですかって言ったとき、仕事って、人様の役に立つと儲かるようになってるんだよね。ところがそれが儲からないとすると、今までの古いやり方に執着しちゃいけないんだよね。常に新しいやり方を出していかないと、いけないんだよ。あんまり執着しちゃダメだよねって。

ところで、なぜ人は変なことに執着しちゃうんだろう?自分の意見に執着する。男と女でも、「どうしてもお前は俺のそばに居てほしいんだ」とかって、結局、自分に執着してるんだよね。「この世の中って、自分に執着し過ぎると間違いが起きるんだ」っていうことを言ってんだよね。

自分に執着しすぎないで、周りの人に愛を分けてあげる

で、このテープも、『人は天に可愛がられている』って何が言いたいんですかっていうと、あなたは自分のことに執着してるけど、自分は実は神に守られてるんだ。

いいですか?あなたがどのくらい守られているか言いますよ?あなた今息してるけど、その空気吸おうと思って吸ってんじゃないよね?黙ってても吸ってるんだよね。でもうちょっと経つときっとあなたお腹減ったって言い出すんだよね。でおなかが減るとお腹が減ったって分かるようにできてるの。ね?

で、食べたものを勝手に消化吸収してくれて、おしっこになったり、うんこになったりして出て行くんだよね?別にあなた努力してないんだよ。努力してなくても、ちゃんとそれを消化吸収して、オシッコしたくなるとオシッコ!って、うんこしたくなったらうんこ!って。分かる?

次は汗かくよね、寒くなったら「おお寒いなあ」って。全然寒いのが分かんないで、そのまま凍死しちゃいましたとかって、そりゃ山の中で極限的な状態でもあれば起きるけど、寒かったら服着るよね?暑きゃ脱ぐよね?おおよそ、あなたのことは、ほっといてもちゃんとそういう風になるようにできてるの。わかるかい?

そうすると、それ以外のことは、回りにいる人、愛情っていうのは、愛と言って、自分をあまり愛する必要はないよって。あなたは神に愛されてるの。あなたが愛さなきゃいけないのは、周りの人なの。で、周りの人に、その愛を分けてあげなって。

自分を偉く見せようと喋ると話を聞いてもらえない

よく、「一生懸命こうやってテープ入れてて、なにか徳があるんですか?」って、別にないのこれ。売るわけでもなきゃなんでもないんだよ。このうなずく話だって一生懸命シュっとこう頷いてたり、色々するんだよ。ね?

で、執着って話なんだけど、一人さんの話はよく聞いてくれるけど、よく話し聞いてもらえない人っているんだよね。それってなんでかって言うと、勿体つけてしゃべるとか、偉そうにしゃべるんだよ。だから、会話を通じて自分を偉く見せようとするんだよ。

相手のために一生懸命喋ってる人と、自分を偉く見せようと思って喋ってる人とはエライ違いなんだよ。そんなことしなくたって、天があなたを可愛がってるんだからもう、あなたは周りの人にできることをすればそれでいいんだよって。わかるかい?

天が我を可愛がってくれてるんだ。だから余ってる力は、人様の役に立とうって。なんつーの、「自分のこと考えないで人のこと考えてやんなっ」とかって言うと、「そんな一銭にもなんないようなことしたくない」って言うけど、そういう考えだからお前一銭も持ってないんだよって。

で、「いくらかもらったらお前人が感心するような話出来るのか」って。「試しに一万円やっから喋ってみろ」って言ったら、ろくな話出来ないんだよ。で、くだらないこと言ってないで、人様の喜ぶことをしろって。いいかい?

木が新芽を出すように、人間は幾つになっても新しい言葉を生み出せる

さっき、会社でも、「うちの会社古い体質だから」って、「いや俺は年寄りだから」っていう人いるんだよ。だけど、人間は成長する動物なんだよ。

あの、1000年も立ってるような木だって、縄文杉だって、去年と同じ葉っぱがついてるわけじゃないんだよ。千年前と同じ葉っぱがついているわけじゃない。くすのき千年今年も変わらぬ若葉かな、って、こう、新しい葉っぱがでるんだよ。木にとって葉っぱだよな。で、俺達にとっては言葉なんだよ。

言葉という葉っぱなんだけど、これが去年と同じ事言ってたら、死んでる木だよ?常に新しい言葉、常に新鮮なのが出てれば、古い会社だってのびのびしてるんだよ。のびのびしてる会社はかならず、新しい言葉が出てくるんだよ。ね?

天に俺たちは可愛がられてんだから、天に可愛がられてる上に自分の力を使って、すべてで自分を可愛がってくと、天から見てようがまわりから見てようが、見苦しい。ね?自分は天に可愛がられてんだって、少しは周りの人の事考える。わかるかい?

じゃあオシャレしちゃいけないのかって、オシャレだって、自分のことだけ考えてる人と、人が不愉快にならないように人が爽やかに思うようなオシャレ。それが、ヘタな奴だと、「私のこのオシャレどうだ」って、人に自慢して、人をやっつけることばっかり考えるのよしなって。人をやっつけたいってのは、自分が可愛いからだろって。

あなたはすでに天から可愛がられてんだから、そんなにまでして自分を可愛がる必要ないの。それで、周りに向かって愛情出して、それで、もう一つ、毎年毎年、もう歳だからとか、もういくつだとか言わないで、ね?

木だって新しい葉っぱ出してんだから、まして万物の霊長の人間が、常に新しくて、青々してみずみずしくて、もう、あの若葉を見た時に、心が「おわ~綺麗だなあ!」と思うような言葉を出してくださいって。それが、天から可愛がられてる俺たちができることなの。

で、なんかこのテープ支離滅裂になっちゃったかもわかんないけど、とりあえずは、一人さんは今日も一生懸命喋ってるから、それに免じてこれも100回聞きましょう、っていうことでーす。はーい。

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