【斎藤一人さん】個性を尊重し合った時にこの世は天国になる

斎藤一人さん
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相手に個性がないと思うのは、あなたの傲慢

今日はですね、個性というものをちょっと勘違いしてる人が多いので、個性について話をしたいと思います。

よくあの、「あなた、個性がないよ」とか「あなたもうちょっと個性出した方がいいよ」っていう人がいるんだけど、それはちょっと違うんです。なんでかって言うと、その人がこう…地味な人がいる、あまり主張しない人がいるとすると、そういう人はあまり自分を主張しないという個性なんです。で、個性は充分に出ているのに、「あなた個性がないよ」って言われても個性は出てるんです。そういう個性なんです。

だから、例えばあの、相手がね、「私個性を変えたいんだ」っていうんだったら、それは分かるんです。でも個性がないって言われちゃうと、充分個性出してるしさ。例えば伊藤さんっていう人がいて「伊藤さんあなた、すこし個性変えたほうがいいよ」って。でも伊藤さんって分かったんだよね?大勢いっぱいいる中からあなた伊藤さんって分かったんだよね?って。その「分かる」と言うことが個性なんだよね。だから、顔立ちだろうが服装だろうが、ちゃんとその人ってわかったということは充分個性がでてるんだ。

で、相手の個性を尊重するって言うことは、「あなた良くないよ」とかっていうのは、言っている人の個性を押し付けてるんだよね?あなたが個性と認めてないものは、個性じゃないと思ってるんだよね。でもそれって、すごく傲慢な話だよね?だから、相手は充分個性がある人なんだよって。

アドバイスが必要なのは、相手が個性を変えたいと言ってきた時だけ

で、相手が「私もうちょっと明るくなりたいの」って言ったら、「ああ、それだったらさあ、例えば髪の毛の色変えたらものすごく個性的になるよ」とかそういうアドバイスが必要なんで、相手が変えたがってもいないものを、ああしたらいいこうしたらいいっていうのはおかしいんだよ、って。

だから個人的にそういうこと言うもんじゃなくて。暗い感じで、言葉がいいかどうか知んないんだけど、貞子みたいに髪の毛がぺたっとしたのがいるとすると、「なんか個性がない」っていうけど、あれすごい個性ですよ。忘れられないくらいインパクトがあって。だからその人その人に合った個性を充分出してるんだ。地味な人は「地味ですよ」っていう感じで充分アピールしてるしね。私は目立ちたくないんだっていう人は、「目立ちたくないんだ」っていうすごい個性でみんながすごいアピールしててね。

私の詩で「みんな自分が花」っていうのがあるんだけど、よく色紙に書かせてもらうんだけど、みんな見事に咲いてるの。それで、その中で、相手が「自分の個性をあなたのように変えたいんです」って言ったときだけ、アドバイスしてあげてください。それ以外は、みんな立派に咲いてるんだって。ものすごい個性だね、っていうことで見てあげてください。

そうじゃないと、いちいち人のこと否定してると苦しくなっちゃうからね。みんな自分のセンスを尊重してください。そして、相手のセンスも尊重してあげてください。お互いが尊重し合った時、あの、この地球は天国になりますからね。

以上です。

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