【斎藤一人さん】劣等感を克服して天国の生き方を手に入れる方法

斎藤一人さん
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劣等感の罠:他人を攻撃することの真の意味

はい、おはようございます。100回聞いてくださいっていう話です。この世は地獄である。そして、この世を天国にするまでの旅立ちの話します。過程です。誰でも天国へ行くという、簡単な過程です。

ある人が、「この星は、精神病院である」って言った人がいます。「この星は、地獄である」って表現した人がいます。それは、どういうことですか?って、今からちょっとだけお話しします。

『劣等感の話』『地球が天国になる話』っていうテープがあって、それを聞いてくれてると思うですけど、まぁ中には聞いていない人もいると思うんで、ざっとお話します。

人って劣等感を受けるんです、そうするとイライラします。誰か、親が劣等感を与えるとか、そうするとイライラします。例えば、いじめっ子がいます。そうすると聞くと、「家で親がすごくうるさい」とか、「家がものすごく貧しい」とか、そういうことですよね。

例えば、ちょっとだけ考えてもらいたのが、江戸時代に「仇討ち(あだうち)」っていうのがありました。その「自分の親が殺された。だから仇(かたき)を討つんだ。」と。ところが、自分の親が殺されたから、仇じゃない人、周りにいる人ね、周りのお百姓さんとか、そういう人斬り殺しちゃったら、それ狂人で、キチガイだよね。

だって全然関係ない人を、何人も何人も斬り殺したら、それ、気が狂ってるよね。今、親の仇だって許されない時代なのに、例えば、江戸時代でも関係ない人斬っちゃったら、それ狂人だよね。

で、それと同じことを今の人たちはしてるんだ。「え、何でですか?」って言うと、さっきも言ったように、家が貧しかったとか、親が厳しかったとか、だから、強い子は学校へ行ってイライラしてるから「弱い者いじめるんだ」って言うけど、あなたがいじめてるその人は、あなたの家が貧しいことと何か関係があるんですか?ねっ。

あなたをイライラさせたのは、親だったり、生活だったりなんだよね?すると、全然関係のない人に、そのウサを晴らすっていうのは、親の仇じゃない人を斬り殺してるのと、全く同じだよね。

劣等感といじめの連鎖を断ち切る方法

会社で劣等感のある上司は、部下のこと見つけてボンボンボンボン文句言います。家で嫌なことがあったかも分かんないから、会社の人に当たり散らすけど、あなたが小さいときに劣等感を受けて、与えたのは、間違いなくあなたの前にいる部下じゃないんだよね。あなたが家で喧嘩してきて嫌な思いしたのは、あなたと奥さんの問題で、前にいる部下とは、全く関係がないんだよね。

すると、関係のない人を斬り殺すとか、関係ない人に当たり散らすってね、狂人と同じだよ。で、あっちでもこっちでもそんな人がいたら、この星が地獄になっちゃうよ。この星は天国として神様がつくったのに、なぜおかしなことが起きるんですか?っていうと、あまりにも狂ったような人がいっぱいいるの。

で、「あなたは、どうしたらいいんですか?」っていうと、自分だけやらなければいいの。すると、よく、「自分だけやらなくたって、周りがやります」って言うけど、そうじゃないの。『類は友を呼ぶ』と言って、あなた一人だけでも、「別に、私が小さいとき受けてきた劣等感と、今のうちの奥さんとか子供とか関係ないから。私はやらないよ」って。ねっ。

そういうことを、キチッと明確に分けられる人。そうしたら、そういう人ばっかりが周りから寄ってくるし、いつもそういうことしない人が側にいたら、周りも自然に変わっちゃうんです。そうすると、必ずそこに天国が生まれるんです。

もともとこの星は、天国として出来た星だからね。あの、天国にしようなんて努力要らないの。地獄にしてるのは自分の中の心なの。ねっ。

必ず、クラブ活動でも先輩やなんかから、イジメられてどうのこうのしたからって、それを後輩に当たるって、後輩は何もしてないんだよ。あなたのことを不当にイジメたのは、先輩たちでしょ。ねっ。そうすると、仇じゃない人斬り殺すっていうのは、止めたほうがいいよ。

それがもう、変な伝統みたくなってるけど、そんな地獄の伝統みたいのを、受け継いじゃダメだよ。ねっ。人にやられて嫌なことはしない。これがキリスト教の根本的な教えなんだけど、世界の宗教どこだってそうだよ。ねっ。そういうこと自体は、止めたほうがいいよ。

この星は心の持ち方で天国になる

この星を、精神病院にしちゃいけないの。それで、あなたは、精神、だってホントに精神病じゃないんだよ。心の持ち方だけで、狂ったことしてるじゃない?ねっ。だから、そういうことは止めようって。あなたが今当たってる人のせいで、あなたは劣等感を受けたんじゃないんだよ。ねっ。

それから、あんまり貧乏するとね、世間に仇を討とうとする。やっと金持ちになった人って、世間に行って威張り散らしたりするけど、あなたが貧乏だったのは、あなたの周りの人と関係ないんだよそれ。あなたの家の問題なんだよ。ねっ。

「俺は小っちゃいとき、苦労したからこうなんだ」って。そりゃ、あんたの自由なんだよ。あんたの自由って言っちゃいけないんだ、あなたの家の問題で、それから後どういう風に生きたかって?だって、同じ貧乏でも、あんたみたくならなかった人いっぱいいるよって。ねっ。

家が貧しかったから、貧しい人の気持ちがよく分かって、そういう人を助けるっていう仕事してる人もいるし。ねっ。誰しもそうなってるんじゃないよ。そのことをよく考えてくださいね。この星は、ホントに天国として神様がつくった星だからね。

そういうことに目覚めた人を宗教的に「あの人は覚醒した。目覚めた人」だって言うの。だから、目覚めてくださいっていう話です。

以上です。

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