【斎藤一人さん】器の大きな人間になると豊かになる

斎藤一人さん

器の大きな人間。憧れちゃいます。私は一人さんの話を聞くまで、自分の器の大きさを考えたことがありませんでしたが、豊かさを求めているわりに、自分の器がとても小さいことに気がつきました。皆さんはご自身の器の大きさ、どのくらいだと思いますか?

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器が小さいとお金持ちになれない

私たちが、物理的に多くのものを買ったり維持するためには、大きな器が必要になりますが、人間にも全く同じことが言えると一人さんは言います。

たとえば、日光の華厳の滝に行くと、バァーと大量の水が流れていますよね。けれど、滝の下で、コップ一個を持って水を汲もうとしても、最高でコップ一杯分の水しか入りません。分かりますか? 最高でコップ一杯です。華厳の滝は、落ちてくる水の水圧がすごい。
だから、コップすり切り一杯は意外と難しいのです。うまくやれば、なんとか、そのコップに目一杯の水が入るけど、それは簡単なことではありません。

「一人さん、何をいいたいんですか?」って、お金を持つこと、持ったお金を維持するのはたやすいことではありませんよ、ということです。
簡単にいうと、人間にはそれぞれ、「この人は、いくらぐらいのお金が持てる」という器量があるのです。ということは、自分の器量分のお金しかもてない。

「眼力」斎藤一人

華厳の滝という金運の流れにコップ一杯で挑む自分の姿が想像すると、ちょっと悲しくなりますよね。でも、今より豊かになるためには器を大きくすること。やることはシンプルです。

“我”の強さが器を小さくしている

皆さんの周りにもいませんか。我が強すぎて器のちっちゃいな、という人。器を大きくする最初のポイントは、”我”をなくすことだと一人さんは言います。

我というのは毒みたいなもの。だから、器量が狭いんじゃなくて、我が強いんです。自分”が”という”我”をなくしていけば、自然と器量は大きくなっていくのです。

「器」斎藤一人 柴村恵美子

自分“が”つらい。自分“が”頑張ったのに。自分“が”正しい。
そんな思いに囚われている自分に気が付いたら、非常にもったいないことをしているかもしれません。
自分“が”という気持ちは、自分を大切にする気持ちだと思いますが、本当に自分を大切にするなら、器を広げて、大いなる運気の流れを受け取れるようにしてあげましょう。

“上気元”が器を大きくする極意

一人さんと言えば、弟子に機嫌を取らせたことがないというくらい上気元の達人と言われています。どんな場面でも上気元でいられる器の大きさが一人さんの豊かさ。器という考え方を理解するとそんなイメージが浮かんできます。

人間の器を大きくするためにはどうすればいいんですかっていうと、結局は”上気元”でいることなんですよね。つまり、自分の機嫌を自分でとって、常に上気元でいる。そして、自分の元気という気も、常に上を目指して上げていくのです。

「器」斎藤一人 柴村恵美子

生きていれば色んな出来事が起きます。いつも上気元でいるって簡単ではないですよね。
一人さんも、人間の脳は油断しているとすぐ悪いことを考え出すようになっているから、上気元でいられるために大切なのは「意思」だと言います。

雨が降ってきたら、それを「嫌な天気だね」と言うのか、「雨が降ると草木も喜んでいるみたいだね」と言うのか、その人の意思が決めることなのです。
だから、「自分は人としての器を大きくするために、上気元でいる修行をしているんだ」という意思を、いつも持てばいいんです。

「器」斎藤一人 柴村恵美子

器を大きくして絶対豊かになってやるぞ!という明確な意思。そのための上気元。私もこの覚悟をもって生きてみようと思います。

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