【斎藤一人さん】ガラクタが八割の運気を左右する

斎藤一人さん

一人さんの断捨離話です。ガラクタを捨てることの本質を鮮やかに説明してくださっていて、家を綺麗にすることのモチベーションが高まります!「すべての物には意思が宿っている」のお話と合わせて読むとより深い理解に繋がると思います。

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迷ったら捨てる

最近一所懸命話してるんだけど、家の中、掃除しなきゃダメなんだよ。整理できない人って、整理しようと思うからダメなの。

捨てなきゃいけないの。いいかい、迷ったら捨てるんだよ。

捨てられない人は、「万が一、これを使うことになったらどうしよう」って言うんだけど、それ、「自分がもし砂漠にいて、この一杯の水がなかったらどうしよう」って考えるのと同じなの。

今使わないものは、ずっと使わないんだよ。

「もったいない」は物のない時代の考え方

使えるものを捨てたら、「もったいない」っていうよね。アフリカの女性が言ったんだよな。日本には「もったいない」って言葉があったと。

確かに明治や大正の頃はものが無かったんだよ。

ところが今はものが余っちゃって、使わないものが部屋を占領してるんだよ。それで使わないものの為に、狭苦しい所で生きているの。

昔、うちのお袋が、「お前これとっといて」って、何でもとっておくんだよ。その為に、一部屋借りていたんだよ。それが6万円するんだよ。年間70万円だよ。

で、一年に1回ぐらい、「お前、あそこから草履探してきて」とか言われるの。荷物全部出さなきゃ見つからないから大変なの。「頼むから捨てちゃって、買ってやっから」って言ったの。だって70万円の草履なんか見たことないから俺(笑)

部屋は人間の気を養う場所

部屋ってね、人間の気を養う所なの。自分の気持ちを充電する所なんだよ。ところがそこに、使わないものやなんか置いてあって、そこから無駄な波動が出ると、その人が疲れるの。だから鬱だろうが、ノイローゼだろうが、自殺者だろうが、家が整理されている家には絶対にいないんだよ。

それは、外で疲れて家に帰ってきて、さらにエネルギーを盗られる状態になっちゃってるの。わかるかい?

物を持って、迷ったら、捨てる。わかるかい?

金持ちの家は荷物が少ない

持ったときに、ワクワクするものは使うんだよ。ワクワクしないものは、使わないの。それで、無駄なものが多い人は、社会でも無駄な人や無駄なものに囲まれて生きてんだよ。だから人生がダメになっちゃうんだよ。

それから、古新聞紙があるとか、本があるとか、本もよほど大切な本以外は、1回読んだ本は読まない。もう一回読みたかったら、また買えばいいの。

あのね、テレビでもなんでも、貧乏人の家を表すのには、荷物が多いの。金持ちの家は荷物が少ないの。ごちゃごちゃ物がいっぱいある家は、貧乏人の家って決まってるんだよ。

この前、姉さんに会ったらね、押入れに詰め込んであるらしいの。その部屋で寝るとすごい疲れて、朝、目が覚めても、疲れてしょうがない。そこから、変な波動が出るの。その中から要らないものを捨てるの。そうすると、八割方は要らないものなの。

それで要らないものを捨てだすと、必要なものしか買わなくなるから、お金は貯まるんだよ。使いもしないものをとっとくような人間は本当に金ないんだよ。無駄なんだよ、考え方、やってることが。

運勢を悪くする方が「もったいない」

「でも、いつか使うんじゃないか」って言うんだけど、いつか使うときに買いな。

「いつか使うんじゃないか、いつか使うんじゃないか」って言っていて、運勢を悪くしてたら、もったいないよ。

片付けようと思っちゃ駄目だよ、捨てるの。
片付けると、捨てるの。要らないものが山ほどあって片付きようがないんだよ。本当に要るもの物だけ。

この前も、「お母さんが亡くなっちゃって、着物がずいぶんある」っていう人がいたんだけど、家に残ってるのは男兄弟しかいないの(笑)

記念に一着だけとっておこうっていうならいいの。着ないものはとっといちゃいけないの。いつか誰かにあげようと思っちゃ駄目だよ。それ、ものの無い時代だよ。

いま新品が安く買えるのに、人のお古とか着たがる人とかいないんだよ。「裕福な社長が持ってたものなら持ちたい!」って人ならいいよ、だけど普通の人はそうじゃないよ。

東北大震災の被災地でも古いものやなんか、要らないで余っちゃったの。なぜかって言うと、シマムラやなんか開店したら、自分の好きなの着たいんだよ、今。それね、もう波かぶっちゃって着るもんもない時なら嬉しいよ。ああいう非常時じゃないんだよ。

次にあれ来るの千年先だからね。千年に一回しかないくらいの大震災だからね。千年保管しておくわけにいかないんだよ。わかるかい?

悪い波動が出て、もめ事が起きる

それで、そういうところから、悪い波動が出ると同時に、そこに悪い霊が溜まるんだよ。

この前もね、「子供が登校拒否して、頭がおかしくなって、変なことを言い出して」って。その子供部屋の隣に、山ほどね、物置って言ってるけど、ガラクタが積んであるの。
そのガラクタから波動が出るんだよ。

それで脳がオカシクなってくるぞ、って。家の中がもめる、人間関係もめる、色んなことがもめる。人間関係がもめるときは、必ず家の中がゴチャゴチャなんだよ。

整理しようとか片付けよう、じゃないの。捨てるの。

必要なものに囲まれるとお金も残る

買うより捨てるほうが実はエネルギーがいるんだよ。だから溜まっちゃうの。

それをちゃんと捨てだしたとき、無駄なものは買わなくなって、本当に必要なもの、いいものを買うようになってくる。買い物はするんだよ。

本当にいいもの、必要なものを買い出してくると、必要なものに囲まれ、大切なお金も残るようになってるんだよ。

これから買うものを気をつけるんじゃない。
今あるものの波動であなたが動かされているんだよ。よく「人間はホコリじゃ死なない」って言うんだけど、死ぬんだよ。運勢が悪くなるんだよ。

こんなことを言っても、みんなわからないだろうし、信じない人が山ほどいると思うけど、運勢がうんと悪くなってきたり、妙な事故にあってみたり、色んなイヤなことがいっぱい起き出したら、「私は何でツイてないんだろう?」より、「わたしの家はゴミだらけじゃないだろうか?」って考えな。

一番必要なのは、あなたが安らぐ部屋と空間

使わないもの、イコール、ゴミなんだよ。「まだ使える、まだ使える」って言いながら、使ってないだろ。

いいかい、服でも、買ってきても一回も着ないから、もったいないって言うけど、一回も着ないものなら、その人にとって要らないものなの。あげちゃうか、人の喜んでもらえないものだったら捨てるの。心機一転やり直さないと駄目だよ。

身体にいいサプリメントとったり、運動したりして、健康でいようとするのはいいことだよ。

だけど、あなたが休まるべき家が、あなたの波動を奪っているようなとこだとしたら、それってすごく辛いし損だよね。もったいないって言うなら、そのほうがよっぽどもったいないよ。

砂漠では確かに一杯の水が貴重だよ。だから、申し訳ないけど、アフリカみたい発展途上国だったら、着れるような服だったら欲しいんだよ。そりゃ、アフリカだったら、砂漠だったら、水が欲しいんだよ。

だけど、いま日本にとって一番必要なのは、あなたが安らぐ部屋と空間なの。

あのね、仏壇てご先祖さまの住まいなんだよ。その中に、いろんなお土産だとか買ってきたものだとか、色々入れてあるけど、ゴチャゴチャさせると駄目なんだよ、ご先祖が休まらないんだよ。

家もまったく同じなんだよ。

ガラクタが八割の運気を左右する

俺が「仏壇きれいにしな」って言ったら、仏壇だけきれいにしてる人がいるんだよ。家の中の、ヘンなもの捨てないと駄目だよ、って。ゴミ屋敷に住んでる人は、周りの人がゴミ屋敷って言うんだけど、その人にとっちゃゴミじゃないから捨てないんだ。だけど、近所から見ると、ゴミなんだよ。

いまね、色んな業者さんがいて、お手伝いさんだとかお掃除を、お金出してやってくれる人がいるんだよ。ただ、捨てられないんだよ。人のものを捨てることは出来ないんだよ、掃除の手伝いは出来ても、捨てることの判断って、自分にしかできないんだよ。

色んなものを捨ててごらん、本当に八割がた要らないものに囲まれてるの。それがあなたの人生なんだよ。

八割がた運勢を悪くしてるのは、使いもしない、ガラクタなんだよ。


ガラクタに囲まれている人生送っててね、運勢良くしたいんです」「お金残したいんです」って、色んなことを言うのはかまわないけど、残らない。

それで、「いつか使うんじゃないか」っていう、その考えって、ダイヤモンドと水の話と同じだよ。ありえないの。

もの余りのこの国に、次に欲しきゃ、買えばいいの。

うちのお袋の着物の草履の話と同じでね、一年に一回ぐらい「あれ出してきて」って、出せないよ。だって片付けるだけで大変なんだから、どこに入ってるか分らないんだよ。

だから、そういうことがないようにしないとね。「もったいない」というのは、どっちがもったいないですか?使いもしないもののおかげで運勢悪くすることが「もったいない」と思うような考えにしなきゃいけないよね。

ありもしないことを考えて判断を曇らせない

「物を大切にしましょう」っていい言葉だよ。だけど、あなたの住んでいる空間も、あなたも大切にしてくださいよ。

一回、思い切ってね、捨ててくださいよ。そしたら余分なものを買わなくなる。

なぜかっていうと、捨てるって、エネルギーなの。でね、必要もないものを、ひょいひょい買っちゃうのが貧乏人の特徴なんだよ。で、そういうところにまた浮遊霊が憑いてくるんだよ。

浮遊霊で景気が良かったやつとか金持ちいないんだから。貧乏考えに貧乏神がとり憑くっていうけど、貧乏神って、浮遊霊だよ。

だから、いくら「上気元で行きましょう」って言っても、浮遊霊がね喜んでね、住み着くような家にしちゃ駄目だよ。

砂漠に行ったら水のほうが大切です、って、お前砂漠に行くのかよって、行ってから考えろよ。

ありもしないことばっかり考えてて、判断を曇らせることよりも、要らないものを捨てること。

これが一人さん流の、片付け術なの。それ俺、昔から言ってるの。本当にヘンな波動が出てくるんだよ。病気にもなる。運勢も悪くなる。事故にも遭う。

信じられなかったら、遭ってからでもいいから、掃除しよう。掃除っていうより、捨てよう。

でね、捨てちゃえばキレイになるから、すでに。

人間関係も脳も整理される

「もったいない」の観念というのは、貧乏人の言ってる「もったいない」という、使いもしないものをずーっと集めてる「もったいない」のことではないの。自分の健康を考え、住んでいる場を考える方が、よっぽど健康にいいんだよ。

そういう考えの人の方が物も残るし。物っていい物が残るってことだよ。お金も貯まるし、健康にもなるし。

そうすると、人間関係もスッキリするの。

いつも揉め事を起こしているような家の中って、常にガラクタに囲まれてるの。だからね、ロクでもない問題がでるの。だから家の中も社会も同じなんだよ。

で、そういう人って脳も整理されてないの。必要ないもの取っておいてみたりね、脳が整理されてないんだよ。

まずは一か所捨ててみる

まずは何か一か所だけ捨ててみるの。ものは捨てだすと、すっきりしてくるから。運勢が良くなって、元気になって、明るくなって、気持ち良くなってくるから。だから、一か所だけ手を付けたら、次に手をつけずにいられなくなってくるの。

爽やかになるし綺麗になるし。

自殺する人、うつで寝られない人、精神的になんかある人、ともかくガラクタに囲まれてる。そこから変な波動が出るのと同時に、必ずそこに浮遊霊が溜まってるの。

だから、暗くて、どよ~んとしてくる。

どこの神社でもいい神社は、きれいに掃除されているんだよ。でね、地球上の生き物でね、あんなに自分の家やなんかきれいにするってのは人間ぐらいなんだよ。

人間ってね、きれいにしてるもんなんだよ。

人のことより、まず自分がしっかりやる

それから、よくあるんだけど、この前もお姉さんのところ行ったら「私はきれいにしてるんだけど大家さんが廊下や何か汚くしてるんです」って言うのね。

人のことを構っちゃだめだよ。隣の家をきれいにしないさいとか、できないんだよ。隣の人は隣の人の修行なの。

嫌だったら最初から引っ越して、廊下や何かきれいな所に住みな。そこへ呼ばれてったってこと自体が、自分もそういうのが平気だから、そういうとこ入っちゃったんだよ。

だから、私はきれいにしているんだけど息子が…とか、人のこと言っちゃだめだよ。

自分がきれいにしだしたら、だんだん周りに影響が出てくるものなの。人のこと言っている人って、自分のこと出来てない。

よく「私、天国言葉しゃべってるんだけど、会社の人がいてやんなっちゃう」って、その「やんなっちゃう」って言葉自体が地獄言葉で、全然出来てないんだよ。

自分がまずしっかりやること。で、自分のことができない間は人のこと構っちゃだめだよ。

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